17歳の“異才”ピアニスト 紀平凱成 (きひら かいる)

東京大学の「異才発掘プロジェクト」ホーム・スカラー。イギリス音楽大学トリニティ・カレッジ・ロンドンAdvanced Certificate(上級認定)取得。全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会の審査員賞受賞。

2001年生まれの高校2年生。

2歳で自閉症と診断。その頃から数字やアルファベット、漢字など、記号に興味をもち、難解な熟語や計算式、音符などで落書き帳をいっぱいにしていた。同時期にロックやジャズ、クラシックなど幅広い音楽に興味を持ち、一度聞いただけの曲をエレクトーンで再現し始める。またそれらの英語の歌詞も耳で聞き取り丸ごと覚えていた。

いつしかコード本で和音を覚え、風の音、雨のしずく、鳥のさえずりなどをコードネームで表現するように。小学校に入り、徐々に簡単な意志を伝え始め、ピアニストになりたいと宣言。読譜も自然と身につけ、所かまわず五線を引いて作曲をし始める。幼い頃からの自分のスケジュールを分単位で記憶していたり、一度通った場所の地図が全て頭に入っているなど特殊な能力があった。数十年前の曜日が瞬時にわかり周囲を驚かせたことも。

高学年になり、特定の音に嫌悪感を示すようになる。食器があたる音、小さい子供の声、電車のアナウンスなどの生活音だけでなく、自分が弾くピアノのあるフレーズ、音にも抵抗を示す。一方で、書きためた楽譜の数は膨大に。

13歳の時、東京大学と日本財団が進める、突出した才能を伸ばす人材養成プロジェクト、「異才発掘プロジェクト」のホーム・スカラーに選ばれる。

聴覚過敏に加え、15歳から人の顔や名前を見ることにも抵抗を感じはじめた。

16歳でイギリスの音楽学校“トリニティ・カレッジ・ロンドン”の”advanced certificate“(上級認定)に高得点で合格。感動を沢山届けるピアニストになりたいと日々、チャレンジを続けている。

 

紀平凱成さんからのコメント
みなさんの前で大好きなピアノが弾けること、そして僕の曲を聞いてもらうことを本当に楽しみにしています。僕が大ファンのピアニスト&作曲家、ウクライナ出身のカプースチンさんの曲を中心に、ジャズやクラシックの素敵な曲を弾きます。沢山の人にピアノが楽しいということを感じてほしいです!

【サンデー・ブランチ・クラシック】

演奏時間:
13:00~

出演者:
紀平凱成(ピアノ)

予定曲目:
カプースチン:変奏曲 他
ラヴェル:ハイドンの名によるメヌエット
ガーシュウイン:I Got Rhythm
上原ひろみ:ザ・ギャンブラー
オリジナル曲 など

※曲目は変更となる場合がございます。

◆演奏者が音に敏感なため、今回は特別に次のお願いがございます。
※未就学児童はご来場をお控えください。(静かに演奏を聞ける方はOKです)
※演奏中のお食事、おしゃべりはできる限りお控えください。
※今回のサンデー・ブランチ・クラシックは金属のカトラリー(ナイフ・スプーン・フォーク)はお使いいただけません。お食事にはお箸をお使いください。

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